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18歳以下医療費無料化

佐藤雄平知事(福島県)は2日の定例会見で、県独自に行う18歳以下の医療費無料化について、今秋にも実施する考えを明らかにした。
 18歳以下の医療費無料化については、県が政府に対して求めていたが、平野達男復興対策担当相が先月、佐藤知事に見送りを伝えたことを受け、県独自に導入する考えを表明していた。
 佐藤知事は「秋ごろからのスタートを目指したい。具体的な制度の検討を急がせている」と語った。
 県は10月導入を視野に制度設計を進めるとみられる。助成の対象は小学4年~18歳以下とする案が有力となっており、早急に準備を進める。
 県は東京電力からの250億円の賠償金などを基に創設した県民健康管理基金を活用する方針で、来年度当初予算案に市町村に対して医療費助成制度改正に向けたシステム改修経費を補助するため、1億円を計上した。

福島県が実施を目指す18歳以下の医療費無料化が、福島第1原発事故時に県内に居住し、その後に県外に避難して住民票を移した住民に適用されない可能性の高いことが3日、分かった。県外避難者からは「県内にとどまった人と同様に被ばくしているのに、区別されるのはおかしい」と批判の声が出ている。
 無料化の対象は県内に住民票のある住民に限られ、避難のために県外に住民票を移した人は適用外になる見通しという。
(福島民報2012.2.3・産経ニュース2012.2.7より引用)

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