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熊本・大分地震 透析関連情報

平成28年4月14日、熊本県熊本地方を震源とし発生した地震の被害により亡くなられた方に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

当ページにおきましては、関係機関からの情報について発信していきたいと思います。透析関連としまして、全国腎臓病協議会において、熊本地震の対策本部が立ち上げられ、情報が届いておりますので、掲載させていただきます。
4月17日(日)
・「日本透析医会災害時情報ネットワーク」によれば、17日13時30分現在、熊本県内22施設にておいて透析できない状況です。

・熊本市内で透析をしている熊本県腎協今井事務局長は、「依然として続いている断水の影響により、普段の透析施設で透析を受けられないでいる。来週以降も見通しがたたないため、他の透析施設にて、他の患者とともに日曜の今日もこれから2時間透析を受ける予定」とご自身の近況を伝えています。

この他、熊本以外の九州地方(福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎、鹿児島)の各県組織からも、14日夜または16日未明の被災状況について情報が寄せられ、情報収集に努めてくださっているところです。
熊本県外へ避難した透析患者の実態は正確につかめていませんが、貴会の透析病院で避難してきた患者を見かけたら、不安や恐怖心を抱えていることと思われますので、各々で声をかけ、話を聴くなどして、全国各地の患者が見守って応援していることを伝えていただければと思います。

4月18日(月)
熊本市の断水は、18日中の復旧をめざし試験的な通水が昨日から始まりました。しかし、県内では、少なくとも20の市町村で依然として断水がおきており、給水車による給水活動が行われています。
・「日本透析医会災害時情報ネットワーク」によると、18日16時30分現在、熊本県内で透析ができないのは18施設(前日22施設)になりました。

・厚労省が17日夜に発表した資料によれば、透析ができない施設の患者数は、県内で約1,800人(17日21時現在)、透析は、県内の他の施設での受け入れにより、ほぼ県内で対応できているとのことでした。
状況の悪化に備え、18日には熊本市内の病院の患者10名が福岡県病院に移送予定されているそうです。
なお、厚労省は16日付けで、全国の都道府県に対し、被災地からの透析患者の受入れ透析施設や宿泊の確保などの配慮・協力を依頼しました。

・熊本県腎協今井事務局長からも市内の水道や電気が回復しつつある様子が伝えられてきています。しかし短時間透析の状況は続いているようです。

また、大分および宮崎県腎協から、16日未明の地震により、同県内の一部の施設で断水等の影響をうけ、16日の透析は、給水車により透析を行ったところ、一律4時間限定の透析で対応したとの情報が寄せられています。いずでも今日は通常通りの透析が出来ているようです。

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